協議会メンバー紹介

あわら市

住所/電話番号
あわら市市姫3-1-1
TEL.0776-73-1221
代表者名
市長 橋本 達也
設立年
2004年3月1日
構成人数
職員数279人
HPアドレス
http://www.city.awara.lg.jp/

自己紹介

あわら市総務部政策課で再生可能エネルギー普及推進を担当している赤神が、このプロジェクトを担当します。また、林業の振興を担う経済産業部農林水産課も当プロジェクトに参加しています。農林水産課の担当は後藤です。

プロジェクトに参加した理由

林野庁の「木質バイオマスエネルギーを活用したモデル地域づくり推進事業」に当プロジェクトを申請する際に、市としてもこのプロジェクトに携わりたい、支援したいという思いからオブザーバーとして参加させていただきました。



あわら市は、福井県最大規模の風力発電所である「あわら北潟風力発電所『あわら夢ぐるま』」をはじめ、再生可能エネルギー普及の先進地域です。今回のプロジェクトは、間伐材の利用促進や地球温暖化防止に大きく貢献するものであり、地域住民に対する再生可能エネルギーの理解や普及を推進する意味でも大変有意義な取り組みであると期待し、参加しています。

木質バイオマスエネルギーについて

エネルギー自給率の低い日本において、経済成長とともにエネルギー消費が増加してきた現状を変えることは容易なことではありません。とはいえ、エネルギー資源の枯渇や地球温暖化などの問題を解消するためには、再生可能エネルギーの導入は必要不可欠です。問題解決のためにまずやらなければならないことは、問題や取り組みを「見える化」し、周囲の人々に働きかけることです。その社会に生きる人々の認識、価値観が変わっていけば、エネルギー問題の解消は進んでいくと思います。



木質バイオマスは、間伐材などの地域の未利用資源をエネルギーとして活用できます。また、資源の収集や運搬、バイオマスエネルギー供給施設や利用施設の管理・運営など、新しい産業と雇用を生み出すビジネスチャンスにもなり得ます。地域経済循環型のエネルギーとしても大いに期待しています。



今回のプロジェクトに参加し、その地域が持つ資源を掘り起こして新たな取り組みに発展させる行動力が大切だと感じました。また、例えば観光地としての地域資源と連携させるという発想力が、今後、2倍、3倍、それ以上の効果(元気)を地域にもたらすと期待しています。

プロジェクトへの思い

行政ではなく、民間主導でプロジェクトが進められている点に魅力を感じます。全国の先進地域はほとんどが行政主導です。しかし当プロジェクトには、さまざまな業種のメンバーのノウハウやアイデアが詰まっています。継続性はもとより将来性も十分に感じられ、行政として大変心強く感じています。



 木質バイオマスエネルギーを活用した地域活性化の取り組みが実現できれば、当プロジェクトはますます発展すると思います。例えば、時代を担う子どもたちへの生きた教材としての体験的な環境教育や、視察や体験メニューを交えた観光ツアーの実施など、さまざまな分野に広げていけたらよいですね。



今後、あわら市としては、地域経済循環や地域活性化の発案・支援という形で貢献できればと思っています。民間の皆さまと行政が一丸となり、木質バイオマスエネルギーを活用した地域活性化の取り組みにまで発展できるように関わらせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。



 「海あり、山あり、川あり、湖あり、温泉あり」のあわら市は、地域の資源を活用した再生可能エネルギーの普及推進に積極的に取り組みたいと考えています。今後とも皆さまのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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