協議会メンバー紹介
株式会社トモエテクノ
- 住所/電話番号
- 東京都千代田区神田東松下町27
TEL.岡本 利彦 - 代表者名
- 1997年
- 事業・活動内容
- ボイラの製造・販売。ボイラ導入のための調査・提案
- HPアドレス
- http://www.tomoe-techno.co.jp/
自己紹介
弊社はバイオマスによる熱供給システム、発電システムの企画、提案、施工を行っています。熱および電気に関する技術者、設計者、コンサルなどがおります。このプロジェクトは、代表取締役の岡本利彦(おかもととしひこ)が担当します。
プロジェクトに参加した理由
あわら三国地区にバイオマスボイラ導入に関する問い合わせ、相談したことがきっかけとなり、プロジェクトに参加することになりました。具体的にバイオマスボイラの導入を計画、設計、実施するところに、魅力を感じました。計画の技術情報提供、提案、設計、施工の依頼にこたえていきます。
木質バイオマスエネルギーについて
再生可能エネルギーの普及については、温暖化ガス削減、脱原発などにより、政府の政策、支援などによって当分は継続すると予想されます。豊富な森林資源を持つ日本としては、バイオマス利用は安定的なエネルギー供給源として、また地産地消をはかる手段としての期待があり、成長が見込まれます。
電力の固定価格買取制度(FIT)による森林資源や木材市場を荒らすような大規模発電については、望ましいとは思えません。発電においては、自立分散型のバイオマスによる熱供給と発電システム(コジェネシステム)の普及が望ましいでしょう。民間を中心とするバイオマス利用に関しては、経済性のあるシステム構築が求められていると思います。
このプロジェクトにおいて、地元の森林資源の活用が地元に金を循環させる(地産地消)ということで、地域振興と雇用の拡大に結び付くと思います。
プロジェクトへの思い
積極的なバイオマス利用を実際に実現していくプロジェクトであるところにひかれました。さらなるバイオマス利用に向けての最適システム(熱効率、採算等)の追及や、バイオマス利用に向けて地元の皆さんのより広い理解と協力を得ることが今後の課題です。バイオマスによる熱利用のみでなく、緊急時の自立分散型発電の導入もやりたいですね。これに関して、他の自治体での実績があります。
バイオマスボイラの導入には、その運転特性や燃料とのマッチングなど独特なポイントがあります。それらを良く理解したうえで、上手にかつ積極的にバイオマス利用を勧めるのがよいと思います。