協議会メンバー紹介
伝統旅館のぬくもり 灰屋
- 住所/電話番号
- あわら市温泉2-205
TEL.0776-78-5555 - 代表者名
- 牧田 昌純
- 設立年
- 1884年
- 構成人数
- 60名
- 事業・活動内容
- 旅館業
- HPアドレス
- http://www.haiya.jp
自己紹介
1884年(明治17年)創業の純和風旅館です。創業当時のぬくもりとおもてなしの心を守り続け、人にやさしい旅館を目指しています。従業員は女性が半数を占めます。接待、板場、フロントをはじめ、さまざまな部署があります。
フロント・営業の山内剛(やまうちつよし)が当プロジェクトを担当します。
プロジェクトに参加した理由
坂井森林組合から紹介していただいたことがきっかけでした。旅館での薪ストーブ導入を考えていたころに、このプロジェクトが立ち上がりました。その時に、ペレットストーブの存在やバイオマス燃料の可能性を知り、さらにそれを地域の産業にするというところにひかれ参加しました。産業化が確立され、地域経済が活性化すれば非常に素晴らしいですね。
このプロジェクトを多くの人に知ってもらい、多くの人にバイオマスエネルギーを使ってもらえるように、小さなことでもいいから貢献していきたいです。
木質バイオマスエネルギーについて
原油は有限で、枯渇すると世界経済が崩壊するくらいのダメージがあると思いますが、世界はその原油に頼っています。また、原油エネルギーは二酸化炭素を大量に排出します。温暖化をはじめ世界各地での異常気象など、すでに問題は深刻化しています。その一方で、自然エネルギーのなかでも、水力エネルギーなどは自然環境に与える負荷が非常に大きいという問題があります。
未来の子どもたちがずっと使い続けることができるエネルギーが必要です。木質バイオマスエネルギーが普及すれば、地球温暖化や異常気象、環境破壊などの問題を軽減できるでしょう。また、地方都市や林業の活性化、エネルギーコストの削減にもつながります。
このプロジェクトが、地域住民にどれほど浸透するかが大切です。そして、いかに多くの雇用を生み出せるかもポイントです。そのためにも、各地域にあったそれぞれのビジネスモデルを見出さなければならず、官民一体となった行動が求められます。
プロジェクトへの思い
このプロジェクトは環境にやさしく、自然破壊に歯止めをかけるものです。そしてエネルギーコスト削減につながり、なおかつ将来に向けて持続可能なエネルギーを作ることができる点が魅力です。しかもエネルギーの地産地消という形で取り組むため、地域雇用や森林整備にも期待がもてます。
ストーブやボイラー普及において、導入コストをいかにして下げるのかが課題です。また、機器の性能向上も求められるでしょう。薪やペレットの生産を地域でどのように確保するか、地域住民の協力をどのように得るかも大切です。ゆくゆくは、低価格でのストーブやボイラーの導入を実現させたいです。
メンバーのみなさま、わからないことだらけの若輩者ですがよろしくお願いいたします。そして、プロジェクトと同時に灰屋もよろしくお願いいたします。