協議会メンバー紹介

株式会社マルツ電波

住所/電話番号
福井市豊島2-7-4
TEL.0776-22-0464
代表者名
代表取締役社長 土谷 秀靖
設立年
1947年5月1日
構成人数
249名(正社員152名/契約社員97名)
事業・活動内容
・電気通信設備/電気設備/空調設備の設計・施工及び保守管理
・新エネルギーシステムの計画・設計・施工及び保守管理
・OA機器/家電製品/電子計測器/無線機の販売
・ドコモショップの運営
・ハードオフ/ブックオフの運営(パソコン/オーディオ/衣料/おもちゃ/本などのリユース)
・ネットトショップの運営(ハイブリッドファン/中古測定器などのネット販売)
HPアドレス
http://www.marutsu-group.jp

自己紹介

弊社では、電気通信設備、電気設備、空調設備の設計施工および保守管理、新エネルギーシステムの計画・設計・施工および保守管理などの事業を展開しています。また、OA機器や家電製品、電子計測器、無線機の販売、ドコモショップの運営、ハードオフ・ブックオフの運営(パソコン・オーディオ・衣料・おもちゃ・本などのリユース)、ネットショップ(ハイブリッドファン・中古測定器などのネット販売)の運営も行っています。社員数は249名、そのうち正社員152名、契約社員97名です。


このプロジェクトは、新エネルギープロジェクトチームが担当します。プロジェクトマネジメントを担当するのは清水雅之(しみずまさゆき)、設備機器は大城謙治(おおしろけんじ)が担当します。

プロジェクトに参加した理由

当プロジェクトにおけるマルツ電波の役割は、代表機関としてプロジェクトの核となってプロジェクトを推進することです。具体的な業務はボイラ機器の施工・運営、プロジェクト参加企業間の橋渡し、契約関係、山林運営のノウハウ蓄積、フランチャイズ展開のための情報収集など、多岐にわたります。代表機関としてプロジェクトを推進し、自然エネルギーで地域に貢献していきます。また、マルツ電波ではバイオマス以外に太陽光発電、水力発電も運営しており、総合的自然エネルギーで地域に貢献します。

木質バイオマスエネルギーについて

エネルギー問題に関して、大規模集中型のエネルギー供給だけでなく、小規模分散型の良さを生かしたエネルギー問題へのアプローチが必要だと考えます。



大規模集約型エネルギーのメリットには、スケールメリット、品質の均質化、コストダウンなどがあります。しかし、その分、事故時の影響力の大きさ、高すぎる専門性などがデメリットとして跳ね返ってきます。自然エネルギー、とりわけ太陽光発電や木質バイオマスのような小規模分散型エネルギーは、それぞれ時間やコストがかかり、品質もまちまちになります。しかし事故時の影響力は少なく、専門性もそれほど高くありません。このメリットを生かして安心安全なエネルギーを一般に広く普及できれば、塵も積もれば山となるように、小規模でも大きなエネルギーになります。



また、エネルギーセキュリティーにおいても、自然エネルギーは大きな意味を持ちます。エネルギー資源のほとんどを海外に頼ることは、世界政情が不安定な現状では非常にリスクが高く、エネルギー価格を高止まりさせる要因にもなります。しかし純国産の自然エネルギーが普及すれば、エネルギー価格の交渉材料を得ることになるため、エネルギー外交において有利になります。草の根活動で自然エネルギーに取り組むことは、私たちを取り巻くエネルギー問題を変えることができるのです。



木質バイオマスエネルギーは、エネルギーの安定化が期待できます。太陽光や風力は時間的変動が大きいためエネルギーとして安定しませんが、木質バイオマスは材料さえ確保できれば安定したエネルギー供給が可能です。また、木質バイオマスにおいては、熱利用を促進します。風力、水力を熱利用する場合は別の装置が必要になり、効率が下がります。しかしバイオマスは比較的簡単に熱利用ができるうえエネルギー効率も高いので、エコなエネルギー利用が期待できます。



自然との共生という点でも、木質バイオマスは優れています。必然的に山などの自然との接触の機会が増え、昨今失われつつある自然的感覚が養われるため、人間的豊かさの育成が期待されます。また、木質バイオマスは人間が介在する唯一の自然エネルギーであるため、雇用の創出も見込めます。太陽光、風力、水力などはメンテナンス以外で人が介在することはほとんどなく、雇用の創出は比較的少なくなります。



将来に対して期待が持てることが社会には大切です。地域主導の自然エネルギー普及活動を通じて、個人個人が自らの力で地域社会に貢献できると実感できれば、意識が変わります。それまでエネルギー問題を一部の人々の問題だとあきらめていた閉鎖感から抜け出すことができ、将来への期待がもてるようになると思います。

プロジェクトへの思い

このプロジェクトの多様性に、最も魅力と可能性を感じています。1次産業では林業の坂井森林組合、2次産業ではマルツ電波、巴商会、パナソニックESなど、3次産業では芦原温泉旅館や越前松島などの多岐に渡る企業や団体、業種が参画しています。さまざまな企業や団体が業種の垣根を超えて情報交換し、課題を共有できることが魅力です。
林業などの一次産業は古臭いイメージがありました。しかし当プロジェクトにより先鋭的な取り組み、考え方、ビジネスモデルを持ち込むことで、古いものから新しいものを生み出せる可能性があります。温故知新ですね。そうした先鋭的取り組みは東京などの都市部のものだと考えていたところがありましたが、福井で先鋭的なことができるのも魅力の一つです。
多様性のデメリットとして、意思統一の難しさがあります。決められた時間内で、いかにベクトルを合わせて進んでいくかがこのプロジェクトの課題だと思います。また、新しい取り組みには失敗がつきまといます。思わぬ不具合や失敗が起こりうるので、そこをいかに柔軟にやりきるかも課題です。課題を解決しプロジェクトを成功させて、バイオマスエネルギーを普及させたいですね。そのなかで成長し、バイオマスエネルギーのプロフェッショナルになっていきたいです。協議会のみなさま、いろいろ課題はありますが、一緒に乗り越えていきましょう。
ホームページをご覧の皆さま。プロジェクトに興味がある方は、声をかけてください。一緒にバイオマスエネルギーを考えましょう。

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