採択団体の紹介

あわらの自然を愛する会
うらが在所の自然にあるお宝を守り育て、そして遺そう!!

地元のこども達と一緒に、波松海岸の限定された自然林にある、
多くの希少「海浜性植物」の植生の調査と保護を進めるプロジェクト

企画名 うらが在所の自然にあるお宝を守り育て、そして遺そう!!
開催地 波松海岸 北潟・波松との境界付近の自然林(あわら市)
開催時期 平成27年9月〜平成28年7月
主催 あわらの自然を愛する会
連絡担当者氏名 河田勝治
連絡担当者TEL 0776-79-0401
団体プロフィール
かけがえのない、豊かなあわら市内の自然保護の保全・復元を通じて、誇れるふるさとを創ることを目指し、平成23年に設立。会員数は約70名。
ふるさとあわらの自然作品募集事業や、波松海岸の海浜性植物図鑑などの発行を行う。平成26年、平成27年に知事賞受賞、平成27年に全国森林レクリエーション協会奨励賞受賞。
企画趣旨・概要
地元住民、学童、生徒達と協同で、自然林の中に残された県域絶滅危惧類の保護育成(カワラサイコ、ハイネズ、ハマボウフウ等)を進める。
プログラム内容
・ハイネズの植生範囲の調査、各植物のデータをまとめる
・住民、学童、生徒達と共同で保護活動(調査、不法侵入防止策施工、枯損木処分、外来種駆除)と専門家に検証を行う
・県の「天然記念物」指定の申請(予定)

平成27年9月 説明会
平成27年10月 調査・不法侵入防止策施工
平成28年4月 枯損木の除去処分
平成28年5月 クズ・フジ・ツタ除去処分、ブタクサ・イネ科外来種駆除
平成28年7月 フジ・クズ除去
専門家による検証

中間報告  平成27年9月~平成28年2月

まず改めて希少種(ハイネズ、イソスミレ、カワラサイコ)の現地調査を実施。 希少種の種類の多さに驚く。ハイネズの群落の大きさと数に自然林の大切さを知る。 4平方メートル以上のものが22か所もあった。最大のもので775平方メートルであった。 イソスミレもこれまで以上に調査範囲を広げてみると 大きな群落が発見される。

今後は外来種の駆除、クズ、フジの刈り取りの実施が必要。 また現地は「湖害防備保安林」の中でマツクイ虫の被害木も目立つ。 今後は県、市を含めた統合的な対策が必要である。

 

 


平成27年10月20日に希少種調査を実施


最終報告/総括

 

身近な里山に幾種類もの希少植物があmだ遺されていたことに感動しました。クズやフジの刈り取り、外来植物の駆除、調査等、枯れ損木等の除去に伴う各団体・専門企業等との連携及び活動の重要性を再認識しました。希少種を通じ、里山の必要性等の再認識と活動への参加を呼びかけるPR方法の確立が必要だと考えています。

 

 



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主催・共催・後援

  • 主催:
    あわら三国木質バイオマスエネルギー事業協議会
  • 共催:
    福井新聞社
  • 後援:
    福井県
  • 後援:
    あわら市
  • 後援:
    坂井市